歯医者
男「あいててて・・・やっべえめっちゃ歯がいてえよ~」
ナレ「いいトシして虫歯をつくってしまった田中さん。どうしようもないので歯医者さんに来ました。」
男「すいませーん、予約してないんですけど、歯がめっちゃ痛いんでお願いしますー」
女「ちょうどよかっ・・・じゃなくて、それは大変!すぐに治療するからこちらへどうぞ!」
男「お、すぐ入れるんすね。心なしか他の患者さんがいないような気がするんですが気のせいですかね?」
女「気のせいよ!」
男「そっすかー。それじゃお願いします。」
女「あ、保険証はこっちね。」
男「はーい」
ナレ「すんなり歯医者さんに入れた田中さん。無事に治療を終えることができるのでしょうか。」
女「ではここに座ってくださいね!」
男「はーい、お願いしまっす。」
女「それでは始めましょうか。あーんしてください。」
男「あれ、痛いとことか訊かないんすね。」
女「え?あ、ああ、まあ私くらいになれば見たほうが早いというか!でもまあそうですね!聴きましょう!どこが痛いですか?」
男「えっとー、右の奥歯あたりだと思うんすけど、ジンジンっつーか、ガンガンっつーか。なんかそんな感じの痛みっす。」
女「なるほどなるほど。それは大変だったわね。」
男「マジやばいっす」
女「じゃあ早速いきましょう!さあ口をあーんして!あーん!」
男「ああーー」
女「ふむふむなるほど、こういう感じなのね、ほうほう。」
男「あーあいおううえうあ」
ナレ「あのー、大丈夫ですか」
女「そっかそっか、それならこうすれば・・・オーケーオーケーいけるいける。あ、痛かったら手をあげてくださいね!」
男「あーい」
ナレ「はーい」
女「よーし・・・おりゃー!!!」
男「おごごごごご!!!ごあががが!!!」
ナレ「いたたたたた。いったたた。」
女「てーーい!!!とりゃーーー!!!!」
男「ぐいぐいぎぎ!!えをあががう!あげげう!!」
ナレ「無理無理無理。手をあげてる。あげてる。」
女「あれ?おかしいな・・・こうかな?えいやーー!!」
男「ごおおああああおおお!!??あがげあがげげ!!」
ナレ「うおおおおお。やめてやめて。」
女「うーーーん?まあいいか!こうしてこう!!」
男「いううううぐぐぐぐ!!!!」
ナレ「死ぬーーーーう。」
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女「おつかれさまでした!すっかり良くなりましたね!」
男「はひはほうほはいはひは。」
女「また痛くなったらきてくださいね!」
男「っへ、ははへんふはふはってふははいはー!!!」
ナレ「って、歯が全部なくなってるじゃないかーー。」
おわり