告白
女1「ゆうたーごめん、まった?」
男1「おせえ。どんだけまたせんだよ。相変わらず遅刻魔だな、さくら。」
女1「それが友達との約束を取り消してわざわざきてあげた幼馴染への一言目なんて、ひどいんじゃない?帰るよ?」
男1「う、わ、わりい。」
女1「ジュースおごれ。あとケーキも。ラーメンもつけろ。」
男1「ぬ、わ、わかったよ。ケーキとラーメン、一緒に出してやるからな。」
女1「・・・それは別にしてよ。」
男1「うるせえ、贅沢言うな。」
女1「それで、相談ってなによ。ゆうたん。」
男1「たんづけすんな。べ、別にたいしたことじゃねえけどよ。」
女1「早くしてよ~、帰るよ~?」
男1「わ、わかったよ。・・・・じ、実は・・・す、好きなやつがいて、さ。」
女1「・・・まーじ?」
男1「おう、いたってまーじだ。」
女1「・・・・・・・そう、なんだ。」
男1「ああ。い、、いいやつでよ。一緒に勉強したり、飯くったりよ。は、話もおもしれえし、一緒にいて楽しいし。」
女1「そーなんだ。」
男1「でもよ、ちょっと、こ、告白するのとか、やったことねえし、なんか後押しっつーか、なんだ、そういうのだよ。」
女1「・・・・・好きなんだったら、伝えたらいいんじゃないの?好きだ、ってさ。そんなもんでしょ。」
男1「う、まあ、そうなんだけどよ。なんか断られるのが怖いっつーか。どうしていいかわかんなくてよ。」
女1「そんなうじうじしてんなっての。ゆーたはゆーただろ。あたって砕けろよ。青春少年。」
男1「ぬ、んなこといったってよ」
女1「はいはい。チキンハートなゆうたはどうせこのまま告白なんてできないんでしょ!ばーか。」
男1「な、なんだと!俺だって、そんくらいできるわ!」
女1「んじゃあさっさとしちゃいなよ。呼び出してさ。まだ校内にいるんでしょ?」
男1「わ、わかったよ、くっそ。やりゃあいいんだろ。・・・・・・ほら、いま呼び出したよ。」
女1「そおれでよーし。私は隠れて見守ってるねん。」
男1「み、みてんのかよ。」
女1「とーぜん。そうしないと、ここまできた意味ないってもんでしょ。」
男1「くっそ、ぜってえ声だすなよ。」
女1「はいはい。」
ドアがあく
男1「お、おう。急に呼んで悪かったな。じ、実はよ。俺、お前のことが好きなんだ!つきあってくれ!小山君!」
女1「おっとこかーーーい!!!!」
男2「え?僕も好きだったんだよ!もちろんいいよ!」
女1「しかもOKなんかーーーーーい!!!!!」
お わ り